彫り直しの考え方
「彫り直しの印鑑は縁起が良くない」「印鑑は一代限りので使うもの」「彫り直しの印鑑は下克上をあらわす」と言った考え方もございます。一方で「お守りとしての印鑑」「先祖代々としての家宝としての印鑑」「これまでの愛着のある身代わり分身としての印鑑」などと言った捉え方をされる場合もあります。当店といたしましては、どちらも正しいと考えております。一番大切なのは、その印鑑を持つ方がどう感じるかがとても重要です。彫り直し印鑑を持つことで「何かしっくりこない」という場合は、それは合ってないのかもしれません。しかし、何か見えない力を得るような感覚になる方もおられます。ご祖父母やお父様、お母様が使われてきた印鑑は、大事な局面、節目で人生をかけて決断意思決定されてきたものです。そう言った印鑑を自身が彫り直して持ちたいお客様も多数おられます。当店では、彫り直しのニーズに幅広く対応しており、一本一本を丁寧に彫刻しております。
